日本フェミニスト経済学会 2021年度大会

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        • 日時:2021年9月18日(土) 
        • 開催方法:オンライン開催(ウェブ会議アプリZoomを使用予定)
        • 参加費:会員(無料)、非会員(一般 2,000円、学生・非正規等 1,000円)
        • 申込締切8月31日(土)9月16日(木)18時まで 
        • 当日のオンライン接続のサポートや機器トラブル等には対応しかねますが、オンライン参加に不安がある会員は、事前に事務局までご相談ください。

    大会スケジュール

    午前 自由論題報告 

    <A会場>司会・進行 川口章(同志社大学)
    第1報告(10:15~10:50)
    左高慎也(名古屋大学法学研究科・院)「フェミニスト合理的選択制度論は可能か?:「ジェンダーと政治」研究における合理的選択論の可能性」
    コメンテーター:板井広明(専修大学)

    第2報告(11:00~11:35)
    高橋麻美(お茶の水女子大学・院)「政策分析における「交差性」概念の有効性と課題:脆弱な主体の観点から」
    コメンテーター:足立眞理子(お茶の水女子大学名誉教授)

    <B会場>司会・進行 平野恵子(お茶の水女子大学)
    第3報告(10:15~10:50)
    巣内尚子(ラバル大学・院/東京学芸大学非常勤講師)「在留資格の非正規化と対抗的な公共圏:日本と台湾のベトナム人移住女性の事例から」
    コメンテーター:徐阿貴(福岡女子大学)

    第4報告(11:00~11:35)
    山本由美子(岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム)「エッセンシャル・ケアワーカーの待遇改善に向けて:放課後児童クラブ支援員を事例に」
    コメンテーター:大橋史恵(お茶の水女子大学)

    13:00~17:00【共通論題】

    【共通論題】13:00〜17:00

    「コロナ災害があらわにした女性のいのちとくらしの課題」

     2008-9年のリーマンショックでは製造業が大きく落ち込み、男性が多くを占めた製造業派遣労働者の雇止め・ホームレス化が注目されました。今回の新型コロナウイルス感染症の蔓延のもとでは、「ステイホーム」という対策が、経済情勢を悪化させ、女性が多くを占めている産業や働き方に大きく影響しています。労働時間の削減や解雇により女性の貧困やホームレス化が進んでいます。経済情勢が悪化するもとで、女性や子どもに対する暴力が増え、「ステイホーム」により潜在化が促され、女性のいのちとくらしがおびやかされていると懸念されます。
     この事態は「コロナ災害」と捉えられます。災害研究が指摘するように、自然の脅威の大きさは、被災側に存在していた社会的脆弱性に媒介されて、被害の大きさにつながります。自然の脅威への不適切な対処策が、被害を増幅する場合すらあります。あらかじめ脆弱性を緩和し、いざ自然の脅威にさらされた時に適切な対策を取ることで、災害リスクを軽減(減災)することができるのです。
     本共通論題では、仕事・くらし・ネットワーク・いのちをキーワードに、コロナ以前からあった女性の脆弱性とその背後にある制度・政策を確認した上で、若年女性、日本に移住している女性、シングルマザーを中心に、コロナのもとで顕在化した女性の困難の実態を明らかにします。さらにマクロな視点からコロナ対策の国家間比較を行うとともに、それら対策がかえって被害を増幅していないか、困難に瀕している女性への支援につながっているかについて報告します。
     コロナ災害のリスクを軽減するためには、ジェンダー平等の実現が不可欠です。そのために、国に対してどのような政策を求めていくのか、わたしたち自身がどのようなネットワークを形成し活動を進めていくのか、講演者の報告から浮かび上がった課題を参加者のみなさまと共有し、議論を深めたいと思います。

    座長 中原朝子(趣旨説明の作成にあたっては大沢真理会員にご助言を賜りました。記してお礼申し上げます。)

    司会:小ヶ谷千穂(フェリス女学院大学)・中原朝子(神戸大学)

    13:00~13:10 座長趣旨説明 中原朝子(神戸大学)

    トークセッション 「相談現場からみえる女性の貧困、仕事、住まい」
    13:10~13:40 雨宮処凛(作家・活動家)・伊田久美子(大阪府立大学名誉教授)
    13:40~13:50 質疑応答

    13:50~13:55 休憩

    報告
    13:55~14:25【報告1】Carlos, Maria Reinaruth Desiderio(龍谷大学)「コロナ禍における在日フィリピン人女性の問題と今後の課題」

    14:25~14:55【報告2】湯澤直美(立教大学)「コロナ禍におけるシングルマザーの現況と政策課題」

    14:55~15:25【報告3】大沢真理(東京大学名誉教授)「コロナ禍への日本政府の対応:社会政策の比較ジェンダー分析から」

    15:25~15:35 休憩

    討論者コメント
    15:35~15:50 コメント1 丸山里美(京都大学)
    15:50~16:05 コメント2 三山雅子(同志社大学)
    16:05~16:20  報告者からのリプライ
    16:20~16:55  質疑応答
    16:55~17:00  座長まとめ

    〇総会 17:15~18:00  

    後援:お茶の水女子大学ジェンダー研究所、早稲田大学ジェンダー研究所、早稲田大学平和学研究所